Hi Happy Weekend!
I am cleaning my old kimono lately and collect new kimono. I couldn't find time to clean and focus on Kimono long time since I was dealing with stage costume for last 10 years along with my stage activities, now I find a time to focus on normal kimono and enjoy dressing in Kimono.
Time to dress in Kimono.
以前にもブログしたばかりですが、着物は宝の持ち腐れでして、箪笥で眠っていることが
多い中、過去10年間、舞台衣装ばかりに気を取られてしまって、通常の着物を着る余裕が無くなってしまっていたのですが、最近、着物が趣味になってきました。
又、過去15年間近く着物リサイクルの仕事をつずけてきたせいもあり、リサイクルにも多少飽きがきたのかもしれない。
古い着物や帯にハサミを入れて、バッグ製作をしてきたわけです、が、その内、着物バッグ製作業者(個人のアーチスト)も増えてきてしまい、ユニークさがかけてしまった感じもしてきています。
そんなこともあってか、最近、バッグの在庫は、知人へのプレゼント用になってきました。
ネットでのリメイクバッグは、売れ行きが鈍くなってきた傾向にあるのです。
美しい帯や着物にハサミをいれずに、せっかくの美しいアート作品を着てみることが着物に対しての感謝なのだと以前と逆のこうどうに出てしまっています。自分の中では、着物リサイクルは、古い流行のように思えてならないのです。
背丈のあるわたしなどは、アンティークな着物などは丈が短く着れないのです、が、その古い着物に別な生地を足して仕上げて着用することも可能で、オリジナルな着物となりますから、個性的でよいと思えます。古い着物は、リサイクルにせずに、
着物として継承していくこと、が、最近は、新しい方法なのではと、おもえてくるのです。
美しい着物は、美術館で眺めるのではなく、実際に着れるからこそ価値が見出せるのだという気がします。着る人により、柄も違ってみえてくるものだと思えます。したがって、美術館で眺める
着物は、展示物であり、実用的なアートではないという定義です。
知人たちには、日本の着物ファンが大勢います。
装飾品として帯を部屋中に飾っている人もいます。米国人の場合は
そのような日本伝統ファンが多くいますよね。それはそれで良いとおもいますけれど。
着物を着るというこうどうは、こころに余裕が持てないと着れないものなのかもしれません。
個人的なことを申し上げると、世の中がごたごたとしているこの時にかぎって、
着物を着ることで落ち着きたいという気持ちがあるのかもしれません。
古い紅型の巾を広げる作業&
下の着物の袖巾を延ばす作業、
針仕事はこころが落ち着きます。